譜面ソフトで有名な「Finale」から入門用の無償版「Finale NotePad」がリリースされました。
まずは簡単な操作で譜面のフォーマットを決め、譜面にマウスで音符を手書き感覚で記入していきます。また、MIDIキーボードで入力する事も可能です。一通り入力したらソフトウェア音源を使って再生し、音を実際に確認する事も出来ます。ちなみにソフトウェア音源は128以上の音色が揃っているので、入門用としては十分でしょう。音符の入力が終わったら、強弱記号やテンポ記号の入力も出来ますし、ドラム譜やギター／ベースのタブ譜の作成も可能です。
出来上がった譜面は印刷はもとより、MIDIデータとしての読み書きも可能なので、前に紹介したDAW STUDIO ONEのピアノロール入力やイベント入力に慣れない方は、Finale NotePadの譜面入力機能を使ってSTUDIO ONEの入力をやってしまうのも一つの活用方法ですね。
しかし、音楽制作環境も無償でだいぶ整うようになってきましたね。まずは無償版でお試ししてみて、物足りなくなって来たらもっと高機能な有償ソフトを購入するというのが賢いやり方かも知れませんね。