スマートフォンと言えば従来の携帯に比べてバッテリーの減りが早いのが特徴ですが、その原因がソフトのバグにあることがアメリカの大学の研究で明らかになったそうです。
Gigazineさんによる詳しい説明はこちら。 
今回の対象は「Android」スマートフォンです。簡単に言えばスマートフォンで動くアプリはバッテリーの消費を抑える為に可能な限り「スリープ」モードになるようにするべきものなんですが、ほとんどのアプリがPCなどのように常時「起動」モードで動いているのだそうです。これではアプリは常にバッテリーを消費している状態になるので、減りが速くても仕方ないですね。広い意味で「バグ」なわけです。
さらに厄介なのが、これが最初から搭載されている純正アプリにも見られる事です。電子メールやGoogle Maps、 Androidのバックアップサービス、果ては本来バッテリーの消費を抑えるはずのパワーマネージャーにまでこの問題があるそうです。こうなるともうバッテリーの減りが早くなるのを防ぐことは厳しいですね。
Androidというのは基本的に各メーカーにGoogleから無償で提供されているので仕方ないとあきらめるべきなのか、今回の発表を機に改善されるのを期待するべきなのか、、、とりあえずモバイルバッテリーなどの充電手段はまだまだ必要なようです。