以前に紹介した無線LANの電波が届かない場合などに、電波を中継することで到達距離を伸ばすことができる無線LAN中継機に新機種が登場しました。それはASUSの「RP-AC52」。以前紹介したモノと同じコンセントに直接接続するタイプです。

asus大きな特徴は2つ。そのうちの1つはIEEE 802.11acに対応したこと。当然従来規格のIEEE 802.11a/b/g/nにも対応します。

この時に面白いのは親機との接続や中継は、5GHz帯(IEEE 802.11ac/a/n)と2.4GHz帯(IEEE 802.11b/g/n)のどちらの周波数帯でも可能なこと。これがどういうことになるかというと、2.4GHz帯にしか対応していない親機でも、本機を通すことで5GHz帯と2.4GHz帯のどちらでも接続ができるというわけです。なお、本体前面には5GHz帯、2.4GHz帯それぞれの受信状態を示すLEDインジケーターを搭載していて、インジケーターで確認しながら設置に最適な場所を探すことも出来ます。

もう1つの機能が無線LANオーディオレシーバー機能を備えること。

本体に3.5mmミニジャックを備え、ここにアンプ内蔵スピーカーを接続することでスマートフォンなどから無線LAN経由で音楽再生することが出来るわけです。まるでAppleのAirMac Expressですね。対応アプリの「ASUS AiPlayer」はiOSとAndroidに対応。

また、インターネットラジオ機能も内蔵していて、ウェブブラウザーでRP-AC52にアクセスすることでインターネットラジオを再生することもできる。

本体の下部にはLEDライトを搭載していて、本体の前面を指でタッチすることで、LEDライトのオン/オフが行えます。廊下などで足元を照らすフットライトや、寝室などで手元を照らすライトとしての使用が可能ですね。なおタッチオン/タッチオフスイッチは、音楽出力のオン/オフスイッチとしても使用することが出来ます。

なお有線LANは1ポートで100BASE-TX/10BASE-T対応。本体サイズは54×31×85mm、重量は90gとなっています。
 

ASUSTek 11a/b/g/n/ac対応 733Mbps無線LAN中継機 RP-AC52


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